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2007年11月 3日 (土)

映画「続・3丁目の夕日」を見に行く

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やっぱり休みの日はいい。気兼ねなしに寝ることができる。

 朝は7時半におきて、朝の支度をすませ、洗濯物を干し、家にまわりの木々の剪定をする。

 路地には3本大きく育ったびわの木があるが、その木々を剪定しているとき、たくさんの実が育ちつつあるのを発見して、うれしくなった。また来年夏になったら近く小学生がかぎつけてたくさんもいでいくだろう。

 それはそれでいいのだ。実がなったほうがいい。

 そのあとも夕方から映画「ALWAYS」を見に行くことを妻と約束しているので、夕食のカレーの準備を午後1時ぐらいからはじめた。

 午後3時過ぎに妻がかえってきて急いで阪急武庫之荘駅にむかった。

 映画館「サンサン劇場」について、窓口で券を購入し、席を指定したが、D席11番、12番ということで、かなり来場者が多いことがわかる。後のいい席があいていないということだ。

 映画は期待にたがわないものだった。昭和30年代の東京で、東京タワーができたばかりというまだ遠い日本の風景が色濃く残っている下町の風景と、駄菓子屋の主人で、小説家志望の茶川竜之介と向かいの鈴木モータースの家族を中心に人間模様を描いている。

 ひょんな関係でひきとった少年が茶川になつき、踊り子の女性と3人が家族として育つことを.3人ともが夢見ていて、ただそれに立ちはだかる出来事がおこる。

 なかでも少年をひきとろうとする血縁関係の社長が来る場面で、「金ではかえないものがこの世にはある」と語った芥川の言葉が映画のテーマになっていて、現在のある意味あれから発展した社会でとりもどすことにできない貴重な社会の人間関係をたいせつなものとして描いている。

 その3人が、もう共に暮らすことはできなかという場面で、踊り子の女性が、大阪のめかけのなることをやめて戻ってくる。

 それは、芥川賞めざして書いた芥川の候補作品「踊り子」の中に、彼女への思いがせつせつと語られている。たとえ芥川賞は最終的にとれなかったが、近所の人みんながその作品を候補作品を掲載した雑誌を買って読んでいて、「いい話だ」とみんながいう。

 少年を引きとりにきた男性も、金が天下を制すると考えていて、そのように行動してきたが、その小説を読んですこしだけぐらつく。それで少年を連れて帰るのをあきらめる。

 いまや昭和30年代とくらべて、生活は比べ物にならないほど便利になっているのに、殺伐とし、犯罪が増え、人々は落ち着きがなく、時間におわれ、いったいこれでよかったのだろうかと考えさせられる。

 昭和30年代を子どもとして体験したぼく自身は、あの当時の生活もよくわかるし、電機冷蔵庫やテレビが家にやってきたときのうれしさはあの通りだ。しかし今より豊かな心かなにか、そんなものがあったような気がする。ものは使い捨てではなかった。

 泣いて笑った映画だった。こんな映画が作成され、人気が出ることはいいことだ。

 吉岡秀隆もいい役者になってきた。

 ああ、今日は満足した1日であった。

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