9条講演会、インパクトあり
今日は日曜日ではあるが、医科・歯科9条の会の講演会に出かける。
やはり自転車でしかないでしょうということで、それで向かう。
しかし、通勤モードになりきっていないせいか、どうも体が重い。約1時間かかって職場についた。
すでに会場はかなり参加者が入っていた。
2時半からおいよいよ堤 美果さんがやってきた。今結構話題の人だ。とにかくあの2003年の9.11にはニューヨークの倒壊ビルのすぐ横のビルで野村証券社員として働いていた。
今はジャーナリストとして活躍しているが、その9.11以降アメリカに対する価値観を180度変えた。
アメリカは今国民の生活格差はひどく、それも意図的に作られてきたふしがあるらしいが、その貧困層や、高校の学力テストの低い学生を対象にイラクに送り込むノーハウを執政側は実践しているらしい。
政権の犠牲になっているのは、戦争渦中のイラク人ばかりではなく、アメリカの貧困で暮らす自国の国民も同じだということだ。
しかし2003年9.11以降、アメリカでは洪水のようにマスコミを使って「テロとの戦い」という大義名分をふりかざして国民はまちがった報道を刷り込まれてきた。
堤さんは、世界の紛争の打開策は、相手をみとめ、少しでも話し合いでお互い理解を深めていくことだという。9条は世界から見直されている。
ただ貧困を是とするのではなく、生活保障は、戦争を食い止める側面を持っているということに考えさせられた。
体は小さい人だが、ほとばしるエネルギーを持っていると思った。
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