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2010年10月29日 (金)

週末のアフターファイブは、阪堺電車で汐湯温泉に行くのです

001  展示会の出庫作業も最終日で終わりが見えてきたが、予定どり終了した。

 職場はちょっと全体にホッとしているのがわかる。

 それを想定してYくんと昨日から約束していたが、大阪民主新報という地方紙に大阪のユニークな風呂を紹介されていて、その最近の記事に載った「汐湯温泉」に2人で行くことにした。

 先週土曜日紹介した阪堺電車で行く。

 天王寺駅まで地下鉄で移動し、天王寺から阪堺電車に乗る。002

 すでに時間は、7時近くになっていた。

 この天王寺からは結構通勤、通学がえりの乗客が多いようだ。

 今日乗った車両は、もっとも古い車両のようだ。降りることを意思表示するボタンもその場で光るのではなく、前方の表示だけが「次止まります」と表示されるだけだ。

 しかし元気に動いている。

 堺に近づくにつれて、乗客が005少なくなっていく。

 しかし、窓から見える店は、かなりレトロな看板のものが多い。

 ちょっと昭和初期にタイムスリップしたような錯覚を覚える。 

 これが味わいたかったのだ。

 ちょっとわくわくしてくる。Yくんもちょっと興奮している。

 しかしまわりの人たちは至って普通だ。

約40分ほど乗っていたのだが、そんな時間は感じなかった。                                                             さて、目的の風呂「汐湯」は堺市の南部で、阪堺電車「御陵前」まで降りる。

006_2 その汐湯は、そこから歩いて5分ほどだ。

 以前は、一軒の木造の建物だったようだが、今は、上にマンションがある。 

 おそらくオーナーが建て替えるとき、2階以上をマンションにしたのだろう。

 そして風呂から上がって、番台も奥さんに聞いてわかったのだが、この場所は、海から100mも離れていなかったらしく、海からパイプで塩水を取り入れ、風呂に使ってきたという。

 今も海水を湯船に引いているが、コンビナートの埋め立てのため、海ははるかかなたになった。

 しかし今でのパイプを伸ばして取り入れているという。

 浴槽では、ちょっと指につけて舌でなめてみた。しょっぱい!まちがいなく海水だ。

 これはアトピーに効果があると書いてある。

 浴槽はまるで温泉旅館の風呂場に来たような感じだ。

 料金は410円。 阪堺電車といい、銭湯といいなぜか端数の料金体系になっているのが、首をかしげる。というのは天王寺から阪堺電車は、大和川を超えると290円だ。

 風呂と合わせると、とちょうど700円になる。

 ちょっと面白い。

 風呂からあがって、例のごとくせっかく売っているので、290円の少ビールを飲む。

 しばし休憩中やってきたオーナーらしいおばあさんと談笑していると、なんと手書きの阪堺電車名所案内をもらった。

 印刷したものではない。鉛筆で手書きした案内で、それをコピーして配っているらしい。

 ただ、おばあさんも阪堺電車の存続を望んでいる。

 ちょっと握手したい気分だったが、その資料をもらっただけで痛く感動してしまった。

 後ろ髪をひかれる思いで風呂を後にし、帰りは南海電車の駅からなんばに向かう。もう8時半を過ぎていた。

 南海電車の普通電車がやってきたが、入ってみるといままでの夢の世界はパっと消えた感じだ。

 汐湯のオーナーのおばあさんから聞いた海が近かったという話。そのことを頭に描きつつ、南海電車から外を見る。

 それにしても大きな砂浜を壊してしまった功罪は計り知れない。 

 そんな感慨も持ちつつ電車はなんばに到着した。

 大阪にはまだ過去のよさを維持している地域がたくさんあるんだ!と勇気をもらいつつ、 

 ウオークマンのイヤホーンを耳につけて忌野清志郎の音楽を聴きながら家をめざす。

 ちょっと楽しいアフターファイブを味わった。

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