湯浅 誠著「反貧困」読み終える
昨日の夜、反貧困ネットワーク事務局長、湯浅 誠氏著の「反貧困」(岩波新書)を読み終えた。
年末、年始テレビでも大きく報道されていた「派遣村」のことをよく理解できなかったが、湯浅氏いわく、今の派遣労働の実態(20才から35才まで1,000万円が非正規労働者で、派遣労働者が多い)を踏まえた上で、今できることを実践しているという考えが書かれていた。
成果があるかないかわからないから、最初からしないということではなく、まずできることから足を踏み出す。これは非常に共感できる話だ。
そしてすでに10年以上前からホームレスやネットカフェー問題に取り組み、全国には違った形で、弁護士やその他のNPOがすでに活動を続けていたということもあまりよく知っていなかった。
それらの実践集まって、反貧困ネットワークがあるらしい。
とにかく2003年以降は、製造業での派遣事業が解禁になり、どんどん本来正社員でやっていた仕事を派遣労働者にやらせ、その分低賃金、期間が安定しない状態で働かせてきた。
その分がトヨタを初め10兆円以上の内部留保をうみだしているとしたら、そして故障も少ない日本車と歌いながら、実態は、そういった労働者の働きがかなりの部分を占めているしたら、本当により質の高い製品を作ろうとしているのかどうか疑わしくなる。
つまりぼくに言わせると、今の大企業の経営責任者たちは、広い視野、長いスタンスで物を考えることができない人たちとしか言えない。
ただしかし企業によっては、絶対その職場の雇用者をぜったい辞めさせなとがんばっているという話をN歯科(自分の職場の理事)から聞いた。それはN歯科に患者できておられるということだが、なかなか気骨のある人だと思う。
ところで今日は、きっちり8時間寝て目が覚め、午前8時に床を出た。
寒さが戻っている。妻は、保育士の会合で出かけた。それで、10時過ぎにまたスーパー銭湯に向かった。
「やまとの湯」。
高温のサウナに初めて入ったら、その中央にテレビがあって、サンデープロジャクトをやっていた。ちょうど経済問題をやっていて、大企業の言い分を代弁する2人の学者と、反対に森永卓郎氏ともうひとりが、大企業の内部留保の吐き出しの主張をしていた。
しかし80℃以上の室内で5分も入っていられなくて、その続きは見れないが、部屋を出た。
家に帰ると、都会の循環湯といっても温泉成分はかわりないので、疲れが出てくる。
それで昼からテレビを見ながら、ウトウトと4時半ごろまで寝てしまった。しかし何もせずそのウトウト感に満足した。
それで、夕食は自分が作る元気が沸いてきた。
メニューはいつも悩むが、今日はクリームシチューにした。ついでに最近会得したが、よく送られてきてたまっているさつまいもをゆでて、皮をむいて潰したもの。これをなんというか、アルミホイルでコップを作り、その中にサツマイモの潰したものを入れ、オーブンで焼く。これがなかなかうまい。それにたまったサツマイモを消化できる。
昨日商品券で買った山形、高畠ワインを飲む。
ちょうどテレビでは7時からトキオのダッシュ村をやっていたが、番組すべての時間を使って、そば粉を作るための石臼に製作工程を放映していた。トキオのメンバーが匠の指導で半年かけて作ったのだが、なかなか見ごたえがあった。
だいたい石を削って石臼を作るなど日常では考えたこともないことだ。
しかし古い時代はそうやって、道具を作っていたのだろう。なかなか見ごたえがあった。



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